中国より、CIF条件にてテントの輸入手配をさせて頂きました。
大阪港で荷揚げし、輸入通関後、奈良県のゴルフ場へ納品させて頂きました。
コロナに加え、ウクライナ侵攻の影響もあり、世界中で船便の遅延が発生しています。
早め早めの手配をお勧めしております。
【ワンポイント解説-輸入書類の不備について】
貿易取引を開始する際に、商品の販売元(輸出者)が輸出販売の経験があるかないかという情報もとても重要です。
不慣れは企業だと、商品梱包の不備や、輸入書類の不備が頻繁に起こる可能性が高く、出荷前に日本側からきちんと指示をする必要が出てきます。
今回の輸入書類ですが、INVOICEの宛名が担当者名(個人名)、BLのConsignee欄は施設名(ゴルフ場)となっていました。
基本的には全ての書類の情報が一致しなくてはなりません。
しかも今回のケースは輸入企業名の記載もなかった為、税関から、実際の輸入者(輸入企業)と担当者名との関係、また輸入者と施設との説明を求められました。
その様なやり取りに時間を要し、納期が大幅に遅れ、保管料も発生致しました。
輸入書類は早めに入手し、輸入通関前にチェックすることが重要です。