お客様よりご依頼をいただき、中国からアイマスクの輸入を手配しました。
近年、健康・リラクゼーション商材の需要拡大に伴い、アイマスクの輸入に関するご相談も増えており、実績をもとに注意点を解説していきます。
ご相談内容
- 輸出国:中国
- 輸入国:日本
- 商材:アイマスク(雑貨)
- 輸送方法:海上輸送(LCL混載便)
- 目的:定番商品の継続輸入/コスト重視
- 数量:パレット未満(少量〜中量)
航空便や国際宅配便と比較し、輸送コストを抑えたいというご要望から、LCL混載便をご提案しました。
中国現地の船舶・航空代理店と提携していることにより、コストを抑えた輸送手配が可能となり、ご利用いただいたお客様からもご好評をいただいております。
また、中国語対応が可能なスタッフが在籍しているため、現地工場とのコミュニケーションから最終配送先まで、安心してお任せいただけます。
またキャラクター商品については、権利関係の確認が必要となるケースも多いため、過去の取扱実績をもとに、通関時の注意点を事前に確認した上で手配を行っております。
なぜLCL混載便を選んだのか
① 輸送コストを大幅に抑えられる
LCL混載便は、
- コンテナを他社貨物と共有
- 使用した容積分のみの費用負担
となるため、一定数量以上の場合は航空便よりもコストメリットが大きいのが特徴です。
② 定番商品・納期に余裕がある案件に適している
アイマスクは、
- 季節を問わず販売できる
- 緊急性が低い
といった特性があり、リードタイムよりコストを優先したいケースに向いています。
③ 継続輸入・ロット安定に向いている
毎月・隔月など、定期的な輸入を行う場合、
- 海上LCLでコストを平準化
- 販売価格を安定させやすい
というメリットがあります。
アイマスク輸入時の注意点
① 材質・用途の確認(法令)
アイマスクは雑貨扱いが一般的ですが、
- 直接目元に触れる商品
- 布製・不織布・ジェル入りなど材質が多様
なため、用途・材質の確認が重要です。
※以下のケースでは注意が必要です。
- アロマ成分入り
- 温熱・冷却機能付き
- 電子部品を含む商品
内容によっては、薬機法・電気用品安全法(PSE)などの確認が必要になる場合があります。
② HSコードと関税率
アイマスクは、
- 雑貨
- 繊維製品
として分類されることが多く、材質によってHSコードが変わる可能性があります。
誤ったHSコードを使用すると、
- 関税率の相違
- 税関での確認・修正
につながるため、事前確認が重要です。
③ インボイス・パッキングリストの記載
LCL混載便では、書類不備=到着後の大幅な遅延につながることがあります。
記載ポイント:
- 商品名(Eye Mask)
- 材質(Polyester / Cotton など)
- 用途(For sleeping / relaxation)
- 原産国(Made in China)
- 数量・単価・総額
まとめ|アイマスク輸入はLCL混載便が適するケースも多い
中国からのアイマスク輸入は、
- 納期に余裕がある
- 継続・定番商品
- コスト重視
といった条件であれば、LCL混載便は非常に有効な輸送手段です。
一方で、
- 初回サンプル
- 急ぎの立ち上げ
といったケースでは、航空便・国際宅配便の方が適する場合もあります。
弊社では、初めて輸送をされるお客様にも安心してご依頼いただける体制を整えております。
貨物のサイズ・重量・緊急度に応じて、最適な輸送方法をご提案いたします。
弊社倉庫での一時保管や国内配送の手配も可能です。
個人・法人を問わず対応可能ですので、お気軽にご相談ください!









