中国よりコップの輸入(FCL船便)
目次
近年、EC販売や雑貨ビジネスの拡大により、中国からコップ(ガラス製・陶器など)を輸入するニーズが増えています。
一方で、コップは「割れ物」であり、さらに口に触れる製品として規制対象となるケースもあるため、通常の雑貨輸入とは異なる注意点があります。
本記事では、中国から船便でコップを輸入する際の流れや注意点を、実務ベースでわかりやすく解説します。
■ コップの輸入とは?取り扱いのポイント
コップは以下のような種類で輸入されることが一般的です。
- ガラス製コップ
- 陶器・磁器製カップ
- プラスチック製タンブラー
- ステンレス製マグカップ
これらは用途によっては「食品に接触する製品」として扱われます。
そのため、日本に輸入する際には
食品衛生法の対象となる可能性がある点に注意が必要です。
■ 食品衛生法の対象となるケース
コップは食品そのものではありませんが、以下に該当する場合は規制対象となります。
- 飲料用として使用されるもの
- 食品に直接触れる用途のもの
この場合、輸入時に以下の対応が求められることがあります。
- 材質確認(ガラス・陶器・樹脂など)
- 溶出試験(有害物質の溶出有無)
- 食品等輸入届出の提出
※材質や用途によって対応が異なるため、事前確認が重要です。
■ 輸入の流れ(船便の場合)
中国からコップを船便で輸入する場合の基本的な流れは以下の通りです。
- 商品仕様・材質の確認
- 必要書類の準備
- 海上輸送(船便)
- 日本到着
- 食品届出(対象の場合)
- 通関手続き
- 国内配送・納品
コップは割れ物のため、輸送時の梱包品質が非常に重要になります。
■ 必要書類
一般的に必要となる書類は以下の通りです。
- インボイス(Invoice)
- パッキングリスト(Packing List)
- B/L(船荷証券)
- 材質証明書(必要に応じて)
- 試験成績書(食品用途の場合)
特に中国側の資料は簡易的な場合も多く、内容精査が重要です。
■ よくあるトラブルと注意点
実務上、以下のようなトラブルが多く発生します。
- 輸送中の破損(梱包不備)
- 材質情報が不明確
- 食品衛生法の確認不足
- 想定外の検査・費用発生
特に破損対策としては
- 仕切り付き梱包
- エアキャップ使用
- 木箱梱包
などの対応が有効です。
■ 関税・税金について
- 関税:材質・品目により異なる
- 消費税:10%
※詳細はHSコードにより決定されます。
■ まとめ|コップ輸入は「梱包と規制確認」が重要
中国からコップを輸入する際は、通常の雑貨とは異なり
- 割れ物としての輸送リスク
- 食品接触製品としての規制
に注意が必要です。
特に重要なのは以下の3点です。
- 梱包方法の事前確認
- 材質・用途の明確化
- 食品衛生法該当可否の確認
当社では、中国からのコップ輸入における
輸送手配・書類確認・通関・配送まで一貫して対応可能です。
「破損が不安」
「規制対象になるか分からない」などの場合でも、お気軽にご相談ください。

