アメリカ向けに、貿易条件:DDPで、書籍(約200kg)の輸出発送手配をさせて頂きました。
日本の文学、建築、デザイン等、様々な種類の書籍を国際宅配便(FedEx)で発送し、シカゴにある大学の図書館へ納品されました。
輸出に必要なINVOICE、PACKING LIST、FedExの送り状の作成も対応させて頂きました。

【ワンポイント解説-国際輸送について】
国際輸送には、船便、航空便、国際宅配便等があり、発送する商品の内容、大きさ、重量、緊急度、経費等を検討し、最適な輸送方法を選定致します。

また輸送中に商品に傷が付かない様に、必要に応じて、パレット梱包、木枠梱包、木箱梱包、真空梱包を行う場合もありますし、輸送中のダメージに備えて、貨物保険に入ることも一般的です。
最後に輸送費に関してです。船便は安く、航空便は高い、更に国際宅配便は更に高いというのが一般的なイメージであり、貿易の参考書等にもこの内容で解説されています。
しかし実際には、一概にそうとは言い切れません。船便は基本的に容積で輸送費が算出されますが、航空便/国際宅配便は容積重量と実重量を比較し、重い方が適用されることになっています。
あくまでイメージですが、容積で2m3以上の貨物は船便の方が安くなり、100~200kg程度の軽量貨物に関しては、航空便/国際宅配便の方が安く、船便だと逆に高くなるケースがございます。
緊急度、容積、重量、貿易条件等を確認しながら、最適な輸送方法を選定頂くようにアドバイスさせて頂いております。
