■ 輸出許可通知書とは?記載内容や発行後の流れをわかりやすく解説
目次
日本から海外へ商品を輸出する際には、税関へ輸出申告を行い、輸出の許可を受ける必要があります。
輸出申告の結果、税関から輸出の許可が下りたことを確認する書類が「輸出許可通知書」です。
「輸出許可通知書とは何?」
「輸出申告書とは何が違う?」
「許可が下りたら、すぐに貨物を発送できる?」
この記事では、輸出許可通知書の意味や記載内容、発行後の流れについて、初心者の方にもわかりやすく解説します。
■ 輸出許可通知書とは?
輸出許可通知書とは、輸出申告した貨物について、税関から輸出の許可を受けたことを示す通知です。
輸出者は、貨物の品名や数量、価格などの情報をもとに輸出申告を行います。税関による審査などを経て許可されると、その結果を確認できます。
現在は、NACCS(輸出入・港湾関連情報処理システム)などを通じて電子的に手続きが行われ、許可情報が通知されるのが一般的です。
輸出許可通知書は、輸出通関が許可されたことを確認するための重要な書類です。
■ 輸出許可通知書に記載される主な内容
記載項目は申告内容や通知の形式によって異なりますが、一般的には次のような情報が含まれます。
- 輸出申告番号
- 輸出者に関する情報
- 貨物の品名
- 数量・重量
- 申告価格
- 輸出先に関する情報
- 許可年月日
- 許可に関する情報
具体的な項目は、実際に発行された通知書の内容を確認してください。
■ 輸出申告書との違い
輸出申告書と輸出許可通知書は、役割が異なります。
| 項目 | 輸出申告書 | 輸出許可通知書 |
|---|---|---|
| 役割 | 税関へ輸出の申告を行う | 輸出が許可されたことを確認する |
| タイミング | 輸出許可を受ける前 | 税関の許可後 |
| 主な内容 | 貨物や輸出者などの申告情報 | 申告内容と許可結果に関する情報 |
簡単にいうと、輸出申告書は「輸出の申請に関する情報」、輸出許可通知書は「輸出が許可されたことを示す通知」です。
■ 輸出許可通知書が発行された後の流れ
一般的な輸出貨物は、次のような流れで進みます。
- INVOICEやPACKING LISTなどの必要書類を準備する
- 税関へ輸出申告を行う
- 税関の審査や必要な検査を受ける
- 輸出許可を受け、許可情報を確認する
- 船積みや航空輸送など、輸送に必要な手続きを進める
- 貨物を海外へ輸送する
ただし、輸出許可を受けた後も、船会社や航空会社の締切、輸出規制、貨物の搬入状況などに応じた対応が必要です。
■ 輸出許可通知書が必要になる場面
輸出許可通知書は、輸出通関が許可されたことを確認する際に使用されます。
例えば、次のような場面で確認を求められることがあります。
- 輸出通関の許可状況を確認するとき
- 輸出に関する社内記録を保管するとき
- 取引先や関係者から許可情報の確認を求められたとき
- 輸出に関する税務・会計処理などで資料を確認するとき
ただし、必要となる書類や保存方法は、取引内容や社内規定、適用される制度によって異なります。
■ 輸出許可通知書に関する注意点
・輸出許可と貨物の出港は同じではない
輸出許可通知書が発行されても、貨物がすでに日本を出発したことを意味するわけではありません。
実際の船積みや出港状況は、船会社やフォワーダーなどに確認する必要があります。
・申告内容を確認する
許可情報に記載された内容が、輸出した貨物や関連書類と一致しているか確認しましょう。
・通知書を適切に保管する
輸出取引の記録として、許可情報や関連書類を整理しておくことが大切です。
■ まとめ|輸出許可通知書は輸出通関の許可を確認する書類
輸出許可通知書は、輸出申告した貨物について、税関から輸出の許可を受けたことを確認するための通知です。
輸出申告書とは役割が異なり、輸出通関の結果を把握するうえで重要な書類となります。
また、輸出許可を受けた後も、船積みや輸送に必要な手続きを進める必要があります。
アドバンスサポート・ジャパンでは、海外への輸出について、国際輸送の手配から輸出通関、倉庫、国内集荷まで、お客様の貨物や物流フローに合わせてサポートしています。
輸出手続きや必要書類についてお困りの場合も、お気軽にご相談ください。
