■CIFとは
CIFとは?
CIF(Cost Insurance and Freight / 運賃保険料込)とは、売主が積港から着港までの運賃と、最低限度の貨物保険料を支払う条件です。
海上・内水路輸送専用ですが、コンテナ輸送でも慣習的に使われることがあります。
CIFの費用負担の範囲
・売主:輸出通関、海上運賃、保険料(最小限度)
・買主:輸入通関、着港後の費用、追加の保険(必要な場合)
・リスク移転:積港で貨物が船に積み込まれた時点(※費用は着港まで払うが、リスクは積港で移る)
CIFのメリット・デメリット
メリットは、買い主にとって手配が簡単で、保険付きで貨物が届く安心感がある点です。
デメリットは、売主が付保する保険が「最小限度(ICC(C))」のため、水濡れや破損などの多くの事故が補償対象外となる可能性がある点です。
CIFでよくあるトラブル
・貨物が破損したが、付保されている保険の範囲外で補償されない
・着港後の遅延費用について、売主が運賃を払っているため責任を求められる
・保険証券の提出が遅れ、代金決済(L/C)に影響する
こうしたトラブルを防ぐには、保険の補償範囲(オールリスクにするかどうか)を事前に合意し、保険証券のコピーを迅速に送付することが重要です。
CIFが向いているケース
・海上輸送(バラ積み・コンテナ問わず)
・買い主が保険手配を面倒がる、あるいは知識がない場合
・売主が包括保険に入っており、安く保険を付けられる場合
まとめ|CIFは安心感があるが保険内容の確認必須
CIFは一見楽な条件ですが、保険の「中身」を確認しないと、いざという時に役に立たないことがあります。条件選びに迷った場合は、最適な方法をご提案いたします。
