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貿易ブログ

■ 物流倉庫の選び方とは?自社に合った倉庫を選ぶ6つのポイントを解説

貿易コラム

物流倉庫を利用したいと考えていても、「どの倉庫を選べばいいのかわからない」「料金が安い倉庫を選べばいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。

物流倉庫は、単純に保管料だけを比較して選ぶのではなく、商品の保管環境や立地、対応できる業務、実績、スタッフの対応、物流全体のコストなどを確認することが重要です。

この記事では、物流倉庫を選ぶ際に確認しておきたい6つのポイントと、委託前に準備しておきたいことについて、わかりやすく解説します。

 

■ 物流倉庫を選ぶときの6つのポイント

物流倉庫を選ぶ際には、以下の6つのポイントを確認しておきましょう。

  • 自社商品を適切に保管できるか
  • 立地・ロケーション
  • 倉庫の管理体制・対応業務
  • 実績・類似商品の取り扱い
  • スタッフの対応
  • コスト

それぞれ詳しく解説します。

 

■ ポイント1:自社商品を適切に保管できるか

物流倉庫を選ぶ際、まず確認したいのが自社商品を適切に保管できるかどうかです。

商品によって必要な保管環境や取り扱い方法は異なります。

例えば、食品であれば常温・冷蔵・冷凍など、商品の特性に合わせた温度管理が必要になる場合があります。また、商品によっては法令上の許可や設備などが関係するケースもあります。

そのため、倉庫を選ぶ前に以下のような点を確認しておきましょう。

  • 常温・冷蔵・冷凍など、必要な温度帯に対応しているか
  • 商品に適した保管環境が整っているか
  • 商品のサイズ・重量に対応できるか
  • 必要な許可・設備などに対応しているか
  • 輸入貨物の場合、保税蔵置場等での取扱いに対応できるか

特に食品や輸入商品などを取り扱う場合は、単純な「保管スペース」だけではなく、商品の特性や輸入手続きまで考えて倉庫を選ぶことが重要です。

 

■ ポイント2:立地・ロケーション

物流倉庫を選ぶ際には、倉庫の立地も重要なポイントです。

倉庫から配送先までの距離だけでなく、港・空港・高速道路などへのアクセスも確認しておきましょう。

例えば、輸入貨物を取り扱う場合、港や空港から倉庫までの輸送が発生します。そのため、倉庫の場所によって輸送費やリードタイムが変わることがあります。

一方で、立地の良い倉庫は保管料などが高くなる場合もあります。

そのため、

「倉庫の保管料が安いか」だけではなく、「輸送費や作業費まで含めた物流全体のコストがどうなるか」

という視点で比較することが大切です。

 

■ ポイント3:倉庫の管理体制・対応業務

物流倉庫を選ぶ際には、どのような管理体制で、どこまでの業務に対応できるのかを確認しましょう。

倉庫によって対応できる業務は異なります。

商品管理の体制・設備

まず確認したいのが、商品の管理体制です。

特に在庫管理が適切に行われているかどうかは、物流品質に大きく関係します。

例えば、

  • 入荷・出荷の情報を正確に管理しているか
  • 在庫数量を正確に把握できるか
  • 商品の保管場所を管理しているか
  • バーコードなどを利用しているか
  • WMS(倉庫管理システム)を導入しているか

などを確認しておくとよいでしょう。

また、可能であれば実際に倉庫を見学し、商品の保管状態や現場の整理整頓などを確認することもおすすめです。

 

対応できる業務

物流倉庫では、保管だけでなくさまざまな業務に対応している場合があります。

例えば、

  • 入庫・検品
  • 在庫管理
  • ピッキング
  • 仕分け
  • 梱包
  • 流通加工
  • ラベル貼付
  • ギフトラッピング
  • 出荷
  • 国内配送

などです。

自社で行っている業務を倉庫側にまとめて依頼できれば、社内の作業負担を減らすことにもつながります。

「保管だけを依頼するのか」「入荷から出荷までまとめて依頼するのか」を事前に整理しておきましょう。

 

出荷量の変動に対応できるか

物流倉庫を選ぶ際には、通常時だけでなく、出荷量が増える時期にも対応できるかを確認しておくことが重要です。

例えば、

  • セール
  • キャンペーン
  • 年末年始
  • お中元・お歳暮
  • クリスマス
  • ECサイトの大型セール

などのタイミングでは、通常より出荷量が大きくなることがあります。

繁忙期に十分な人員や作業スペースを確保できるのか、あらかじめ確認しておくと安心です。

 

■ ポイント4:実績・類似商品の取り扱い

物流倉庫を選ぶ際には、自社と似た商品を取り扱った実績があるかも確認しておきましょう。

同じような商品を取り扱った経験があれば、商品の特性や必要な作業について理解している可能性があります。

例えば、

  • 食品 → 賞味期限・ロット管理、温度管理
  • アパレル → タグ・シール貼付、検品
  • EC商品 → 1件ごとのピッキング・梱包
  • 輸入商品 → 検品・ラベル貼付・国内配送

など、商材によって必要な物流業務は異なります。

そのため、「似た商品を扱ったことがあるか」だけでなく、「自社の商品に必要な作業まで対応できるか」を確認することが大切です。

また、自社独自の作業やルールがある場合には、それらに合わせたオペレーションを構築できるかについても相談してみましょう。

 

■ ポイント5:スタッフの対応

物流倉庫を選ぶ際には、担当者や現場スタッフとのコミュニケーションの取りやすさも重要です。

物流業務では、商品の入荷予定や出荷指示、在庫状況など、倉庫側との情報共有が頻繁に発生します。

そのため、

  • 質問に対してわかりやすく回答してくれるか
  • 自社の要望を理解してくれるか
  • 課題に対して具体的な提案をしてくれるか
  • トラブルが発生した際に迅速に対応してくれるか
  • 連絡方法や報告体制が明確になっているか

などを確認しておくとよいでしょう。

特に重要なのは、「できる・できない」だけではなく、自社に合った物流方法を一緒に考えてくれるかという点です。

物流倉庫は長期的に利用するケースも多いため、料金だけではなく、担当者との相性や対応力も選定基準にしておくと安心です。

 

■ ポイント6:コスト

物流倉庫を選ぶ際には、もちろんコストも重要です。

ただし、保管料だけを比較して決めるのはおすすめできません。

物流倉庫では、以下のようなさまざまな費用が発生する場合があります。

基本的な費用

  • 倉庫保管料
  • システム利用料
  • 業務管理料

作業に応じて発生する費用

  • 入庫料
  • 検品料
  • ピッキング料
  • 梱包料
  • 流通加工料
  • ラベル貼付料
  • 出庫料
  • デバンニング料

さらに、倉庫までの輸送費や倉庫から納品先までの配送費なども発生します。

そのため、複数の倉庫を比較する場合は、「保管料はいくらか」ではなく、入荷から保管、作業、出荷、配送まで含めた総額で比較することが大切です。

 

■ 物流倉庫を委託する前に整理しておきたいこと

物流倉庫を選ぶ前に、自社でもいくつか準備しておくとスムーズです。

自社の課題や委託する目的を整理する

まずは、なぜ物流倉庫を利用したいのかを明確にしましょう。

例えば、

  • 倉庫スペースが不足している
  • 在庫管理を効率化したい
  • 出荷作業の負担を減らしたい
  • ECの出荷業務を外注したい
  • 輸入商品の保管・検品を任せたい
  • 流通加工までまとめて依頼したい
  • 国内配送まで一括して任せたい

など、目的によって適した倉庫は変わります。

また、今後事業を拡大する予定がある場合は、そのことも事前に伝えておきましょう。

現在の物量だけではなく、将来的な入出荷量にも対応できる倉庫なのかを確認しておくことが重要です。

 

倉庫見学をする

候補となる倉庫が見つかったら、可能であれば実際に倉庫を見学することをおすすめします。

資料やホームページだけではわからない部分も多いためです。

倉庫見学では、例えば以下の点を確認してみましょう。

  • 商品の保管状態
  • 倉庫内の整理整頓
  • 温度管理の状況
  • 在庫管理の方法
  • 作業スタッフの様子
  • 入出荷の作業体制
  • セキュリティ
  • 作業スペース
  • 車両の入出庫環境

実際の現場を見ることで、自社の商品を安心して預けられるか判断しやすくなります。

 

■ 物流倉庫は「保管料」だけで選ばないことが重要

物流倉庫を選ぶ際には、安い保管料だけを基準にするのではなく、自社の商品・物流業務に本当に合っているかを確認することが重要です。

特に、

  • 商品に適した保管環境があるか
  • 輸送しやすい立地か
  • 必要な物流作業に対応できるか
  • 類似商品の取り扱い実績があるか
  • 担当者とスムーズに連携できるか
  • 輸送費や作業費を含めた総額が適切か

といった点を比較しましょう。

また、海外から商品を輸入している場合は、倉庫だけではなく、海外輸送・輸入通関・倉庫保管・検品・流通加工・国内配送まで一連の流れで考えることも大切です。

 

■ まとめ|自社の物流に合った倉庫を選びましょう

物流倉庫は、単純に「料金が安い」「倉庫が大きい」という理由だけで選ぶのではなく、自社の商品や物流業務に適しているかを確認することが重要です。

特に、保管だけでなく検品・ピッキング・流通加工・梱包・配送など、どこまでの業務を任せられるのかを確認しておくと、物流業務全体の効率化につながります。

アドバンスサポート・ジャパンでは、物流倉庫での保管・入出庫・検品・ピッキング・流通加工などの倉庫業務だけでなく、海外からの輸送、輸入通関、国内配送まで、物流全体をまとめてご相談いただけます。

「自社の商品を保管できる倉庫を探している」
「倉庫だけでなく輸送や通関もまとめて相談したい」
「現在の物流コストを見直したい」

といった場合にも、お客様の貨物や物流フローに合わせてご提案いたします。

物流倉庫選びでお悩みの場合は、ぜひ一度ご相談ください。

 

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